アニモプロデュースも加盟する日本映画製作者協会が、将来の映画・映像プロデューサーを志す方々へ向けて、その第一歩となる「制作部」の仕事を学ぶための「映画・映像制作部・プロデューサー養成講座」を開設いたします。
そもそも「制作部」とは何をする仕事なのか。制作部は映画作りの「縁の下の力持ち」のような存在。ロケーション撮影やスタジオでのセット撮影においてスタッフ・俳優が気持ちよく、かつスムーズに撮影を行えるのは、実は撮影現場を支える制作部の知恵と努力の賜物と言えます。全ての映画は、制作部が担う数えきれないほどの調整、工夫、そして情熱がないと作ることができません。
この講座は、そんな映画制作の現場を支えるプロフェッショナルになるための講座です。講師は、現場の第一線で活躍するプロデューサー、監督、俳優、スタッフなど、総勢約30人に及ぶ錚々たるプロフェッショナルたち。映画制作に必要な知識とスキルを、実践的に彼らから学ぶことができます。これは、映画大学や映像の専門学校にて技術面を学ぶコースはあるものの、「制作部」の役割を充分に教える授業が少ない現状のなか、業界初の画期的かつ待望の講座と言えます。
【募集要項】
・申請方法:日本映画製作者協会の本講座ホームページからWEBによる申請
・WEB申請募集期間:2025年6月12日(木)- 7月25日(金)
・募集人数:16名
・応募資格:学歴・性別・国籍不問、年齢18歳以上
*外国籍の方は日本語による読み書き・コミュニケーションが可能な方に限ります
・選考方式:自筆による作文提出(郵送)
*作文テーマ「なぜ映画の現場で働きたいのか」1200文字以内
(詳しくはWEB申請後メールにてご案内いたします)
・受講料:48,000円(税込)
*一括払いのみ *受講までの手続き=合格通知受領後、受講料を指定の期日までに指定の銀行口座にお振り込みください。入金が確認された時点で申し込み完了とします。
・講座期間:2025年9月4日(木)- 10月23日(木)毎週木曜日 18:30 – 21:30
全8回+別枠特別授業2回、現場見学1回あり
・講座会場:東京・新宿区内会場
【講師一覧】*五十音順、敬称略 ※やむを得ない事由により講師が変更になる場合があります。
石井裕也(監督)、上田太地(プロデューサー・東宝株式会社)、臼井央(プロデューサー・東宝株式会社)、宇野祥平(俳優)、柄本佑(俳優)、押田興将(プロデューサー・株式会社オフィス・シロウズ)、紀伊宗之(プロデューサー・株式会社K2 Pictures)、久保和明(プロデューサー・株式会社レオーネ)、古賀俊輔(プロデューサー・株式会社ザフール)、阪本順治(監督)、坂本礼(監督/プロデューサー・国映株式会社)、里吉優也(プロデューサー・株式会社クレデウス)、城内政芳(プロデューサー・株式会社ザフール)、新藤次郎(プロデューサー・株式会社近代映画協会)、関友彦(プロデューサー・株式会社コギトワークス)、竹内文恵(プロデューサー・アスミック・エース株式会社)、利倉亮(プロデューサー・株式会社レジェンド・ピクチャーズ)、深瀬和美(プロデューサー・株式会社クロックワークス)、桝井省志(プロデューサー・株式会社アルタミラピクチャーズ)、三島有紀子(監督)、山上徹二郎(プロデューサー・株式会社シグロ)、和田大輔(プロデューサー・株式会社ジェンコ)、佐藤圭一朗(プロデューサー・株式会社Lat-Lon)、田口雄介(プロデューサー・株式会社ダブ)、宮下直也(ラインプロデューサー、制作担当)、山田真史(プロデューサー・株式会社コギトワークス)
※日本映画製作者協会とは?
独立プロダクション(独立プロ)の組織であり、日本の映画、ビデオの製作を行っている中小企業が加盟できる事業協同組合です。1995年独立プロによる相互扶助の精神のもと共同事業を行うことを目的として設立され、2025年6月現在、57社の独立プロが協会に加盟しています。
講座内容や募集に関する詳細は、以下の特設サイトにてご確認ください。
日映協主催「映画・映像制作部・プロデューサー養成講座」特設サイト
https://jpp-movie2025.com